JALグ、安全運航を柱に企業改革の方針を打ち出す、09年から路線拡大

  • 2005年11月7日

JALグループは2006年度から10年度にかけ、約600億円に及ぶ安全への投資を柱とした「JALグループ企業改革方針」を取りまとめた。現在、企業業績にも影響を与えている安全面への不安による需要低迷の解決に向けた継続的な取組みを行い、国際線旅客事業の構造改革や費用改革を進め、2009年の控える羽田空港の国際化などを睨んだビジネスチャンスの活用を目指す。具体的には安全運航を支援するIT強化、施設整備に600億円を投資する。特に技術系の総合職の採用やグループでの整備関連の人員について拡大し、この整備士の育...