JL、責任・権限の明確化とマーケティング強化を目指し組織を改正
日本航空(JL)は、グループ統括機能を含めた経営体制の強化を目的に、6月27日付で組織の再編を行う。グループ全体を管理責任単位として事業別・機能別に分割し、責任と権限の明確化、意思決定の迅速化、マーケティング機能の強化を図る。まず、経営会議体として「地球環境委員会」、運航リスク業務対策の企画および審議を行う「総合安全推進委員会」、運航リスク業務以外の企業の危機管理や予防対策を実施する「企業行動点検・リスク管理委員会」、CSの問題点や基本方針を決定する「サービス品質強化委員会」を社長・グループCEO直...