マジェスティック・プリンセスが日本初寄港、ロイヤルクラス3隻目

  • 2017年7月5日

 プリンセス・クルーズの最新客船「マジェスティック・プリンセス」が7月2日、横浜港に寄港した。同社の客船の最大クラスとなる、14万トン級の「ロイヤル・クラス」の3隻目で、総トン数14万3000トン、客室数1780室、乗客定員3560人、乗組員数1350人。日本への寄港は今回が初めてで、ローマから上海までの22港を49泊50日間で巡るクルーズ「海のシルクロード50日間」の途上で横浜に寄港した後、4日には大阪にも寄港した。今回は横浜で開催した内覧会で披露された、船内の様子を紹介する。

  • 3月末からクルーズを開始したマジェスティック・プリンセス。14万3000トンの大型船で、全長330メートル

    マジェスティック・プリンセス

  • 客船の中心部にある、5階から7階までの吹き抜けのアトリウム「ザ・ピアッツァ」。レストランやラウンジなどがある

    アトリウム

  • 5階にあるゲストサービス・デスク。船内の表示は英語と中国語を使用

    ゲストサービス・デスク

  • 全1780室のうち、約8割の1438室が海側のバルコニー付客室。写真は20平方メートルから23平方メートルの「デラックス海側バルコニー」

    客室

  • 客室に通じる廊下。絨毯の色は、右舷側は赤、左舷側は青となっているため、自分がどちら側にいるのか分かりやすい

    客室前の廊下

  • メイン・ダイニングは3ヶ所を用意。写真は6階の中央にある「コンチェルト・ダイニング」

    メイン・ダイニング

  • メイン・ダイニングでは洋食や中華料理を日替わりで提供。食事代はクルーズ料金に含まれる

    メイン・ダイニング

  • 16階の「ワールド・フレッシュ・マーケットプレイス」では早朝から深夜まで無料でブッフェを楽しめる。合計すると130メートル以上になるカウンターに多種多様な料理が並ぶ

    ブッフェ・レストラン

  • ミシュランの3ツ星シェフのエマニュエル・ルノー氏が監修する有料のフレンチ・ビストロ「ラ・メール」。35米ドルですべての料理を楽しめる

    フレンチ・ビストロ「ラ・メール」

  • 北米でミシュランの星を獲得した中華料理レストランのシェフを務めていた、リチャード・チェン氏が監修する広東料理の有料レストラン「ハーモニー」。料金は1人あたり29米ドル

    広東料理レストラン「ハーモニー」

  • 7階には台湾茶専門店の「ゴンチャ」が入居。ゴンチャがあるのはプリンセス・クルーズの客船ではマジェスティックのみ。中国人向けの客船ならではの取り組みだ

    台湾茶専門店

  • 約900人が収容できる「プリンセス・シアター」では3Dプロダクションマッピングやドローンなど、最新の設備を使ったショーを楽しめる

    プリンセス・シアター

  • オリジナルのショー「ファンタスティック・ジャーニー」。プロジェクション・マッピングは迫力満点

    ファンタスティック・ジャーニー

  • 巨大な液晶スクリーン「ムービーズ・アンダー・ザ・スターズ」では映画を上映。合間には、プールの奥の噴水と映像と光を組み合わせたショーも実施

    サン・デッキ

  • 7階のビスタ・ゲーム・ラウンジには麻雀卓を16卓用意した

    ビスタ・ゲーム・ラウンジ

  • 船内には中国人に人気というカラオケルームも6室用意。4名以上6名以下で利用でき、1人当たり12米ドルで45分間楽しめる

    シング・オン・ザ・シー・カラオケ

  • 免税店が並ぶ「ザ・ショップス・オブ・プリンセス」は、プリンセス・クルーズの客船の中でも最大の約1100平方メートルの広さを誇る

    免税店

  • 右舷にある海面から39メートルの高さにあるガラス張りの通路「シーウォーク」。船体からは8.5メートル飛び出している

    シーウォーク

  • シーウォークの反対側にある「シー・ビュー・バー」。ガラス張りの通路の上で酒類を楽しめる

    シー・ビュー・バー

  • ハリウッド・プールクラブの奥にある無料のリラクゼーションスペース「ハリウッド・コンサバトリー」。ステンレス・スチール製の楽器や巨大なチェスなど、遊び心のあるオブジェが並ぶ

    ハリウッド・コンサバトリー