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【2022年開業ホテル】由布岳を望み棚田を眺めて憩う、星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」

  • 2022年12月8日

 8月3日に大分県の由布院に開業した星野リゾートの温泉旅館「界 由布院」。大分空港から車で約60分、JR由布院駅からタクシーで約10分。由布岳と棚田を望む宿のコンセプトは「棚田暦で憩う宿」で、設計・デザインは建築家の隈研吾氏。

 全45室がご当地部屋「蛍かごの間」で、螺旋状の形をした中に蛍が光るような照明が落ち着く。うち5室は離れで露天風呂付き。愛犬が泊まれるドッグラン付き客室も1室ある。大浴場は、あつ湯とぬる湯が楽しめる内風呂と由布岳を望む露天風呂がある。食事は大分県の特産品である竹や小鹿田焼の器を使い、特別会席では穴熊、鹿、猪といったジビエのしゃぶしゃぶ鍋がメイン。棚田の眺望と温泉でゆったりとした時間を過ごせる宿だ。

※写真をクリックすると詳細キャプションが表示されます。
取材:小野アムスデン道子

  • 界 由布院のロゴは、国東地方だけで生産されている畳の材料「七島藺(しちとうい)」を使用

    ロゴ

  • 時間・季節によって姿を変える由布岳の眺め。霧に包まれる朝も美しく、体操をするテラスから見える

    由布岳

  • ロビーは農家の奥座敷、フロントはたたきのイメージで台の上にお釜が載っているのは遊び心

    ロビー

  • 旅や大分に関する本が置かれた「トラベルライブラリー」からの眺めもよい。畳のスペースではご当地楽の「わら綯い(ない)」を教えている

    トラベルライブラリー

  • 湯上りなどに広々した「棚田テラス」に座って、ゆったりと棚田を眺めているゲストも多い

    テラス

  • 全6タイプの客室すべてがご当地部屋「蛍かごの間」。写真は露天風呂付きの客室(20室)

    客室

  • 露天風呂付き客室の露天風呂は、くぬぎ林に面しているので、プライベートにゆっくりと温泉を楽しめる

    露天風呂

  • 全45室のご当地部屋の「蛍かごの間」のうち5室が離れとなっている。写真は離れ5室のうち2室の「棚田離れ」。日本の原風景とも言われる棚田に離れの棟もマッチしている

    客室(棚田離れ)

  • ちかちかと淡く照明が灯り蛍かごの中の蛍のよう

    客室(棚田離れ)

  • 「棚田離れ」のテラスに座って、棚田を眺めるのが贅沢

    客室(棚田離れ)

  • 「棚田離れ」の露天風呂は、目隠しの塀があって、坪庭で湯につかっている感じ

    露天風呂(棚田離れ)

  • ドッグランも備えた愛犬と一緒に泊まれる部屋には、ペット用のトイレやベッド、ドッグフード入れや足拭きなども

    客室(くぬぎ離れ 愛犬ルーム)

  • 広々したドッグラン。露天風呂に湯上り処のスペースも備える。このタイプは1室

    客室(くぬぎ離れ 愛犬ルーム)

  • 大浴場の露天風呂では、雄大な由布岳を眺めての湯浴みが楽しめる

    大浴場

  • 夕食の特別会席のメイン「山のももんじ鍋会席」。穴熊、鹿、猪、牛肉と4種の肉をすっぽんのスープでしゃぶしゃぶ鍋に。それぞれの肉にあったたれを提供

    夕食

  • 朝食は、和食と洋食から選択。和食では大分名物のだんご汁や野菜の炭火焼など凝っている

    朝食

  • 朝、朝霧テラスでおこなわれる現代湯治体操「棚田体操」。いろんな年齢でも楽しめるよう、呼吸法やゆっくりしたストレッチが中心

    朝の体操

  • それぞれの地域の特徴的な魅力を楽しむ「ご当地楽」。ここでは由布院の原風景を眺めながら、縄をゆってお守りを作る体験をおこなう

    ご当地楽「わら綯い体験」

  • やってみると縄を均一により合わせのはなかなか難しいが、それも人それぞれの味。出来上がったお守りは思い出に持ち帰れる

    ご当地楽「わら綯い体験」

  • 界 由布院の総支配人である丹澤徹氏は「大分というのは”大いなる田”から来ており、この場所も棚田があったらしき地勢。原風景を感じる棚田の眺めで憩っていただければ」と語る

    総支配人