オーストラリア　ゴールドコースト、「新型コロナウイルス」に関する最新情報‐更新

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ゴールドコーストにおける新型コロナウイルス（COVID-19）に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

■ ゴールドコーストを含むクイーンズランド州全域にて市中感染拡大の傾向（2021年12月20日現在）

2021年12月10日、ゴールドコーストにて6名の市中感染が発生し、観光客にも人気のブロードビーチ地区の公立小学校がロックダウンに追い込まれるなど、大きな影響が出ています。

陽性者が感染力を持った段階でゴールドコースト各所を訪れており、現在ゴールドコースト市民に対し、少しでも体調が優れない場合などは直ちに検査を行い自己隔離を行うよう、クイーンズランド州政府より要請が出されており、市中感染拡大の懸念が大きくなっております。

2021年12月19日発表のデータによると、クイーンズランド州において過去7日間の市中感染発生数は75例、過去24時間では20例となっており、市中感染数は増えており、今後も増え続けることが予想されています。

但し、現時点でクイーンズランド州政府は、感染数の増加は予測の範囲内とのことで、ロックダウン等の厳しい措置への逆戻りは検討していない旨を発表しております。

なお、2021年12月18日午前1:00より、マスク着用義務例が追加措置として発令されております。

■ クイーンズランド州政府の指定する感染多発地域（ホットスポット）（2021年12月20日現在）

* ニューサウスウェールズ州全域

* ビクトリア州全域

* オーストラリア首都特別地域（キャンベラ）全域

* ノーザンテリトリー準州（キャサリン地区、ロビンソン・リバー地区）

* 南オーストラリア州（アデレード大都市圏をはじめ、20の地方行政区）

■ クイーンズランド州におけるワクチン接種率の状況（2021年12月20日現在）

2回のワクチン完全接種率が80％を超え、2021年11月01日には制限付きながら国境オープンが発表されたニュー・サウス・ウェールズ州やビクトリア州などその他の州に比べ、コロナウイルス新規感染者の抑制に成功しているクイーンズランド州は、ワクチン接種率が他州と比較し遅延しております。

クイーンズランド州は他州と比べ、ワクチン接種に対する抵抗感が強いと言う調査結果が出ており、かつ新規感染者の抑制に成功していることがワクチン接種率の低下を招いているのが実情です。

◎ 全豪・クイーンズランド州のワクチン接種率の対比

　1回のワクチン接種を受けた人口比率: 全豪 93.8％（クイーンズランド州 89.7％）

　2回のワクチン接種を受けた人口比率: 全豪 90.4％（クイーンズランド州 84.5％）

■ クイーンズランド州におけるマスク着用のルール（2021年12月20日現在）

クイーンズランド州内での市中感染拡大を受け、クイーンズランド州政府は2021年12月17日、翌12月18日午前1:00よりクイーンズランド州全域に対し、下記のマスク着用規制措置を発令致しました。

〔マスク着用が義務付けられる場所・場合〕

* ショッピングセンター、スーパーマーケットや小売店等の屋内店舗

* タクシーやライドシェアサービス（Uber等）、及び公共交通機関利用時

* 病院、高齢者介護施設、障がい者支援宿泊施設、矯正施設等の施設

* 空港構内及びクイーンズランド州発着の国内線・国際線機内

* 新型コロナウイルスの症状があると自覚される場合

また、着用義務はありませんが、レストラン、カフェやバー、映画館、劇場等の屋内施設において、マスク着用が強く推奨されております。

→ クイーンズランド州政府発表のマスク着用ルール（英語）

■ ゴールドコーストのマスク着用状況（2021年12月20日現在）

マスク着用の義務化規制が再度発令されたゴールドコーストですが、着用が義務化されている場所とそうでは無い場所の境界線が非常にわかりづらい、複雑化しており、本来着用が義務化されている場所での未着用者が散見されております。

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウィルスに関する外部情報

* 在ブリスベン日本国総領事館　新型コロナウィルス情報

* オーストラリア連邦政府　新型コロナウィルス感染者数状況

* クイーンズランド州政府　新型コロナウィルス感染者数状況

* クイーンズランド州政府　新型コロナウィルスの行動制限