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ロシア、極東ロシア地域における「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年12月2日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在の極東ロシア地域の最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 最新情報

* ハバロフスク州政府(コロナ対策本部)は、2021年12月01日よりQRコード提示義務を

 空港、駅まで拡大実施することを発表した。それによりハバロフスク国際線を始め、

 国内線の庁舎、駅への出入り及び航空券やチケットの購入時にもコロナウイルスワクチン接種を

 証明するQRコード又は完治証明書の提示が義務化された。

* 60歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの強制接種が始まった。

 ウラジオストックには、33ヵ所の予防接収所が運営されている。

 そのうち15ヵ所は移動式接種所であり、冬のインフルエンザ予防接種にも使用される。

* 新型コロナウイルスの変異種・オミクロン株は、ロシアでは未だ検出されていないが、

 感染の危険が非常に高い危険な特性を持っていることから、PCR検査期間が72時間から

 48時間に短縮されることに決定した。

■ 日本滞在中の対応

ロシアへの渡航直前72時間以内に受けたPCR検査の結果としてコロナ陰性であることを証明する文書(ロシア語又は英語のもの)を所持することが必要となる。

(指定フォーマットはないものの、陰性証明書に検査機関の押印がないものは認められない場合がある。)

■ 現地到着後の対応

ロシア入国後の検疫手続きや自己隔離措置については引き続き維持される。また、入国する外国人に対しては無作為抽出による検査が導入されるので、空港係官の指示があったら、それに従う。

* 継続される検疫措置

 ロシア入国前3日以内に受検した英文又は露文陰性証明書の提示

 労働許可を受けた外国人労働者(HQSを含む)とその家族の入国後14日間の自己隔離実施

 ※注: ビジネス出張者、旅行者などは自己隔離の実施義務なし。

* 新たな検疫措置

 外国から到着した外国人に対する無作為抽出による検査。

■ 現地の状況

* 沿海州には200ヵ所のワクチン接種所を設置し、うち70ヵ所は移動式にて運営している。

* アムール州は、2021年7月15日より子供施設を含むダンスホール、カラオケなどの

 営業を禁じると発表し、すべての企業と営業所の労働者に対し、ワクチン接種を行っていない

 労働者や65歳以上の高齢者、妊娠、基礎疾患者に対し在宅勤務を命じた。

◎ ロシア コロナ感染状況(2021年11月30日現在)

〔新規感染者〕

 ロシア全域 ---- 32,648名

 沿海地方 ----------- 461名

 サハリン州 --------- 111名

 ハバロフスク地方 --- 565名

 イルークツク ------- 597名

◎ ワクチン接種状況(2021年12月01日現在)

 1回以上の接種人口 --- 66,948,037名 / 57.8%

 接種完了者 --- 49,597,075名 / 33.9%

 ** 過去6ヵ月以内の終了完了者合計にて表示変更されました。

 12月01日時点の沿海州の接種率 --- 約52.6%

 1回以上の接種 --- 789,296名

 ** 新たにブースター接種が含まれた数値への変更となりました.

※目標接種者数: 120万人(目標数値が90万人から変更されました)

以上、ご注意ください。

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会