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ANA・JAL、上期の国内線は旅客数・利用率ともプラスに-9月も好調

 全日空(NH)と日本航空(JL)の2019年度上期(2019年4月1日~2019年9月30日)の国内線運航実績で、2社合計の旅客数は前年比3.2%増の3873万4653人となった。NHが3.0%増の2072万8386人、JLが3.4%増の1800万6267人といずれも好調。

 旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)はNHが3.5%増であったのに対してJLは4.4%増となり、また座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)はNHが2.6%増、JLが1.7%増。これにより、有償旅客による座席利用率を表すロードファクターはNHが0.6%ポイント増の70.1%、JLが1.9ポイント増の74.0%となった。

日系航空会社2社
2019年度上期 国内線運航実績

全日空日本航空合計
旅客数(人)20,728,38618,006,26738,734,653
前年比103.0%103.4%103.2%
旅客輸送量
(千キロ)
19,178,66813,609,44632,788,114
前年比103.5%104.4%103.9%
座席供給量
(千キロ)
27,370,91818,387,20945,758,127
前年比102.6%101.7%102.2%
利用率70.1%74.0%71.7%
前年比+0.6pts+1.9pts+1.1pts
※一部数値に僅かな誤差の可能性あり

 9月単月はさらに好調で、旅客数はNHが9.2%増、JLが7.5%増で合計が8.4%増の658万6232人。ASKは2社計で6.0%増であったがRPKが9.1%増とこれを上回り、ロードファクターも2.1ポイント増の75.0%となった。

日系航空会社2社
2019年09月国内線運航実績

全日空日本航空合計
旅客数(人)3,535,4743,050,7586,586,232
前年比109.2%107.5%108.4%
旅客輸送量
(千キロ)
3,266,8212,307,6505,574,471
前年比109.3%108.8%109.1%
座席供給量
(千キロ)
4,455,8192,981,3657,437,184
前年比106.4%105.5%106.0%
利用率73.3%77.4%75.0%
前年比+2.0pts+2.3pts+2.1pts
※一部数値に僅かな誤差の可能性あり