フィリピン、新キャンペーン「ファンセール」開始、7月まで

  • 2019年3月18日
キックオフイベントでの記念撮影

 フィリピン政府観光省はこのほど、日本市場向けの新キャンペーン「フィリピンファンセール」を開始した。夏休みの渡航需要喚起を主な目的としたもので、期間は7月まで。協賛旅行会社が、オリジナル特典付きのスペャルパッケージツアーを販売するほか、海外旅行情報サイト「エイビーロード」がフィリピンの特集ページを掲載する。協賛する旅行会社はエイチ・アイ・エス(HIS)、名鉄観光、旅工房、IACEトラベルなど9社。

 そのほか楽天トラベルは「フィリピンファンセール」に連動したキャンペーン第1弾として、4月10日までフィリピン旅行に使える3万円分の割引クーポンを先着30名に配布。4月10日から5月31日までを対象期間とする第2弾では、フィリピンのホテルを予約した楽天会員を対象に「楽天スーパーポイント山分けキャンペーン」を実施する。

 フィリピン政府観光省は「フィリピンファンセール」と並行して、3月11日から4月12日までの1ヶ月間、関連イベントやフィリピン旅行の様子をInstagramに投稿した人に、抽選でフィリピン行き航空券などをプレゼントするキャンペーンを展開。航空会社も割引運賃を設定し、セブ・パシフィック航空(5J)は3月17日まで、成田/マニラ線を6500円から提供。同じくフィリピン航空(PR)も17日まで、日本/フィリピン間を2万3000円から提供した。

 3月15日に渋谷で開催された「フィリピンファンセール」のキックオフイベントには、フィリピン観光大臣のバーナデット・ロムロ・プヤット氏も本国から駆け付け、キャンペーンのスタートを祝った。フィリピン政府観光省によれば近年、訪比日本人旅行者数は2016年が53万人、17年が58万人、18年が63万人と増加傾向にあり、韓国人・中国人・米国人に次いで4番目に多いという。