中国 / 入国審査時の指紋登録、ホテルチェックイン時の顔写真撮影について

  • 2018年9月3日

 中国では、ホテルチェックイン時に順次、宿泊客の顔写真撮影が必要になっております。
深圳(シンセン)市内のホテルでは順次開始しており、「ミッション ヒルズ リゾート」など深圳側のホテルでは既に開始、一方、東莞側のホテルではまだ始まっておりませんが、準備が整い次第開始されるものと思われます。また深圳市以外の中国のホテルでも順次開始されております。

ホテルチェックイン時の顔写真撮影は中国公安からの指示によるもので、ホテル側も義務で行っておりますので、全ての宿泊客の写真撮影が必須となります。

 顔写真の撮影は、ホテルに設置してある専用の機材(カメラ)を用いて行われますが、この機材も設置台数が限られているため、チェックインの際に顔写真撮影で時間を要する場合があります。

 なお通常はカメラの前に立ち、1人10秒程度で撮影・写真登録完了となります。

中国では以前より宿泊客のパスポートコピーの公安局への提出が義務付けられておりますが、これに加え顔写真の登録も必須となります。
またイミグレーションにて中国入国手続き時に行われる指紋登録も順次中国各地で開始されておりましたが、今年2018年初めから深圳にて入国手続きを行う際にも指紋登録が必要となっております。

 よって、入国手続き時の指紋登録とホテルチェックイン時の顔写真登録のため、従来より時間がかかるようになっております。

 中国へのご旅行をご予定の方は、十分ご注ください。

情報提供:株式会社 オーバーシーズネットワーク日本海外ツアーオペレーター協会