ジャパネット、19年はチャータークルーズ拡大、MSCで日本発着6本

  • 2018年4月26日

4月25日には都内でチャータークルーズの調印式を実施  ジャパネットホールディングスの100%子会社で、今年1月に設立し、4月24日付で第1種旅行業を取得したジャパネットサービスイノベーションは、2019年5月から10月にかけて、MSCクルーズの「MSCスプレンディダ」(総トン数:13万7936トン、最大乗客定員:4363名)をチャーターして6本の日本発着クルーズを実施する。販売目標人数は合計2万人。5月下旬からテレビショッピング番組などで紹介し、販売を開始する予定。グループの電話注文受付を担う第3種旅行業のジャパネットコミュニケーションズが申込を受け付ける。

 ジャパネットサービスイノベーションは、ジャパネットホールディングスがクルーズ事業を本格的に展開するため、今年1月に同社のクルーズ事業部門を移管して設立した新会社。ジャパネットサービスイノベーションがクルーズ船をチャーターするのは初めてとなる。

MSCスプレンディダ  19年の日本発着クルーズは9泊10日で、5月6日から6月2日までと、9月21日から10月18日まで、それぞれ連続して3本ずつ実施する。発着地は横浜で、函館、秋田、金沢、釜山、佐世保、徳島に寄港。ジャパネットホールディングスの本社がある佐世保では、詳細は未定だが「ジャパネットらしいおもてなし」を予定しているという。

 なお、ジャパネットホールディングスは今年の5月に、同船の日本発着クルーズをブロックチャーターする予定。10月から11月までは初の全船貸切チャーターで、横浜発着の「実りの秋、彩りの日本一周クルーズ10日間」を2本実施。同社によれば、ブロックチャーターはほぼ満室、貸切チャーターも一部の客室でキャンセル待ちが出ており、好調という。

※訂正案内(編集部 2018年4月27日10時25分)
訂正箇所:第4段落第1文
誤:なお、ジャパネットホールディングスは今年のゴールデンウィークに・・・

正:なお、ジャパネットホールディングスは今年の5月に・・・
お詫びするとともに訂正いたします