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スカイスキャナー、「サービスの個人化」重視、近日中に新機能

絹田氏  スカイスキャナージャパンのCEOを務める絹田義也氏は、このほど開催された国際会議「Web in Travel(WIT)JAPAN & NORTH ASIA 2017」の会場で本誌のインタビューに応じ、今後の戦略について説明した。絹田氏はオンラインでの旅行予約の増加や旅行者のFIT化について述べた上で「サービスのパーソナライゼーション(個人化)が重要で、そのためには集積したデータを上手く活用する必要性がある」と強調。具体的には、各ユーザーの検索履歴などに対応してカスタマイズしたメッセージをウェブサイト上で表示する機能を、近日中に実装する旨を語った。

 同機能はAIがディープラーニング(深層学習)したデータに基づいたメッセージを画面上に表示するもので、テストには2年間を要したという。内容については現時点では非公開としたが、例えば外務省が危険情報を発出しているデスティネーションを検索した利用者に対して、カスタマイズした情報を提供することなどが可能になるという。

LINEのチャットボット(イメージ) スカイスキャナーは昨年から、Facebook Messengerのチャットボットを使い、ユーザーがチャットボットとの会話を通じて航空券を検索できる新機能を全世界で提供。現在は英語のみで対応しているため、スカイスキャナージャパンは今年の3月から、LINEで同様のサービスを日本語で提供している。絹田氏はLINEを選んだ理由として、日本ではFacebookよりもLINEの方がユーザーが多いことを説明。「サービスはローカライゼーションが重要。日本人に適したサービスを提供していきたい」と話した。

「ベスト・タイム・トゥ・ブック」の検索結果一例  このほか、スカイスキャナージャパンは6月22日に、発着地別に航空券を最も安く予約できる時期を検索できるツール「ベスト・タイム・トゥ・ブック」の日本版を公開。過去3年間の予約動向などのデータをもとに予約に適した時期を算出するもので「海外旅行篇」「国内旅行篇」の2種類を用意した。同ツールは日本以外では英国・ドイツ・オーストラリアでも提供している。

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