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キーパーソン:島根県邑南町観光振興係長の寺本氏

地域活性の最前線、独自性武器にインバウンドも


-旅行会社との協業の可能性はどのように捉えていらっしゃるでしょうか

寺本  最初から旅行会社とのタイアップをねらっていくと、邑南町のような規模ではいいことがないだろうと考えている。結局、旅行会社には旅行会社の目的があり、利益も出していかなければならず、それは仕方のないことだ。「ローマ法王に食べさせた米」として知られる石川県の「神子原米」の例のように、お客様からの問い合わせによって旅行会社が動くような流れをめざす。

 そもそも、歴史などの面で邑南町と周辺の自治体とどれだけの差があるかというとほとんどない。中山間地の地域資源は差別化が難しい。世界遺産でもあれば別だが、それでも例えば石見銀山は一時のブームから急落してしまっている。

 誰も目をつけなかったようなところに着目してくれる旅行会社があるとありがたい。必ずしも大手だからできるというわけではないだろう。邑南町には、雲海など見られるかどうかが運に左右される資源もあるが、そういったものに取り組んでいただければと思う。


-中山間地に限らず観光はコモディティ化しやすいといわれますが、どのように対処すべきとお考えでしょうか

寺本  最後は人材育成だ。観光に携わる人間がエレガントでなければならない。また来たいな、と思っていただかなければならない。

 例えば邑南町の町営宿泊施設は改修したばかりでハードはいいものの、ソフト面で改善の余地はある。


-ありがとうございました

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