徐々に観光復興 熊本県内観光施設、営業再開始まる

 平成28年熊本地震の発生から3週間以上が経過した。依然余震は続くものの、九州新幹線をはじめ高速交通網の復旧や、観光施設なども徐々に営業を再開しはじめている。

 観光施設では、熊本城に近い「桜の馬場・城彩苑」が営業を再開。熊本市の代表的な観光スポット「水前寺成趣園」は5月16日からの再開を予定している。宇城市の世界遺産「三角西港公園」も営業中だ。阿蘇ファームランド、通潤橋など一部では休業が続くが、熊本県内で営業を再開するところは増えだした。

 宿泊施設については、観光庁のまとめによると復興支援者や被災者の宿泊を優先していたり、既存予約者のみに対応している旅館ホテルもあるが、熊本市内を中心に依然として多くの施設が休業している。

 現地情報は、九州観光推進機構http://www.welcomekyushu.jp/emergency/、熊本県観光課・熊本県観光連盟http://kumanago.jp/を参照。

 (16/05/11)


情報提供:トラベルニュース社