16年の飛躍へ決意 一社・ANTA京都が賀詞交歓会

 一般社団法人京都府旅行業協会(尾池文章会長=コムス)はANTA京都府支部との共催で1月18日、京都市中京区のANAクラウンプラザホテルで新春賀詞交歓会を開いた。出席した230人を前に主催者、来賓が新年の決意を述べた。

 尾池会長は、今年迎えるANTA設立50周年に対し「先輩各位に敬意を表し、築いて来られた礎を少しでも高く積み上げられるよう努力していきます」。

 京都市の門川大作市長は、絶好調なインバウンド観光を「いかに中小旅行会社、伝統産業、市民生活の豊かさにつなげるかが全国的な課題。その解決の先頭に京都が立っていく」。

 協会顧問で衆議院議員の伊吹文明さんは、スキーツアーバス事故や民泊あっ旋業者が京都市内で摘発されたことを念頭に「旅行業の信用を守っていくためにも、互いに信頼できる相手としっかり商売をするしかない」。

 京都府の山田啓二知事は、観光業界でも人手不足が顕在化しつつあることも含めて「人を送り、人を泊める。人を第一にしっかりとした体制を組んでいただきたい」。

 全旅の中間幹夫社長は「4月1日からインバウンド事業部を立ち上げます。会員の皆さんに役立つ出資、投資を積極的に行っていきます」。

 ANTA近畿支部連絡会の永野末光会長は、近畿各支部の一体感を強調し「アハッピーニューイヤー」。

 (16/01/27)


情報提供:トラベルニュース社