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現地レポート:カナダ、トロント/ナイアガラ間の新素材

  • 2015年7月21日

トロントとナイアガラの中間「ハート・オブ・オンタリオ」
航空博物館やサファリなど多様な体験を

ライオンが観察できるサファリ
ロングポイントでアウトドアアクティビティ

肉を食らうライオンも間近で観察  ファムツアーでは、アウトドアアクティビティにも参加した。その1つが、ハミルトンから30分ほどのところにある「アフリカン・ライオン・サファリ」。日本でも馴染みのあるサファリパークだが、ここのウリは、その名の通りライオン。特に希少なホワイトライオンの姿が観察できることで有名だ。

サファリパークではキリンへのフィーディングも体験  このほか、チーター、キリン、サイ、ゾウ、シマウマ、インパラなどの動物がウロウロし、アフリカのサファリが再現されている。自家用車でFITとして回ることもできるほか、グループ向けにガイド付きのバスツアーも催行。また、学習効果も高いことから、教育旅行グループ向けのパッケージやキャンププログラムなども用意している。

テントに泊まってラグジュアリーキャンピング  ハート・オブ・オンタリオ地域からは少し外れるが、エリー湖沿いに広がる「ロングポイント・エコ・アドベンチャー」では、さまざまなアウトドアアクティビティが体験できる。名物は「ジップ&キャノピーツアー」。豊かな森の中には8ヶ所のジップラインや吊り橋、見晴台などもあり、自然と一体となれるスリリングなアドベンチャーを楽しむことができる。

南オンタリオの自然をまるごと体験できるロングポイント  このほか、カヤック、マウンテンバイク、ゾディアックボートなどのアクティビティも提供。また、高性能の望遠鏡を備えた天文台もある。この地域は都会の光が届かず、夜になると漆黒の闇に包まれることから、天体観測には絶好の場所だ。

 ロングポイントでは、テント宿泊施設も整っている。テントといっても、トイレやシャワーも完備しているほか、電気も通っている、いわゆる「ラグジュアリーキャンピング」だ。特に夏季は南オンタリオの自然に包まれながら宿泊できるユニーク体験として人気が高いという。