国内旅行業況、19ポイント増のプラス17に-北陸が大幅増

  • 2015年6月25日

▽次期もプラスを継続、北陸や北海道などに注目

 15年7月から9月については6ポイント減の11と、減少はしつつも2桁のプラスを維持する見込み。北陸への注目が継続するほか、北海道の復調も見込む。

 業態別では、国内旅行ホールセラーが9ポイント増の0と、1年間続いたマイナスから脱却。そのほかは、増減なしの総合旅行会社以外は、いずれも減少を予想する。

 方面別では、北陸が2ポイント減の20と好調を維持する見込み。北海道は12ポイント増と大幅増を予想。JATAでは、避暑を求める需要が増加傾向にあるとの見方を示している。そのほか、東北、静岡(含伊豆)、愛知・岐阜・三重、山陰、九州が増加する見込み。

 団体旅行は、2ポイント増の「サークル・親睦」以外は減少を予想。個人旅行は、ファミリーの10ポイント増以外は、概ね前期並みとなる見込みだ。