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全日空、国際線機内で有料Wi-Fiサービス開始-3月から

  • 2014年3月2日

 全日空(NH)は3月1日、国際線有料機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fiサービス」を開始した。まずは国際線使用のボーイングB777-300ER型機2機と、B767-300ER型機1機で対応。これにより、乗客は同機材を投入している欧米線の一部とアジア線の一部でWi-Fiサービスが使えるようになる。

 利用可能機器は無線LAN対応端末で、全クラスで使用可能。NHによると、Wi-Fiサービスはスマートフォンやタブレット端末でのインターネット閲覧、メール送受信、ソーシャルメディアのアップロードなどの利用を前提としており、ノート型パソコンや動画ダウンロードに適したサービスではないという。

 利用料金は、5MBプランが6米ドル、10MBプランが12米ドル、20MBプランが24米ドル。支払いはクレジットカードで受け付ける。

 今後はB777-300ER型機17機、B767-300ER型機の202席仕様機材8機を改修し、2014年度末までに既存の3機を含む計28機でサービスを提供する予定だ。