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観光庁、海外の日本語学習者対象に訪日プロモ実施、出版社と連携で

  • 2013年2月25日

 観光庁は官民連携のオールジャパン訪日プロモーションの一環として、海外で日本語学習教材「みんなの日本語」を販売する出版社、スリーエーネットワークと連携し、訪日プロモーションを実施する。日本語を学習する外国人をターゲットに、世界19ヶ国・地域で日本の観光地や観光資源を紹介するパンフレットを配布し、訪日意欲の喚起をはかる考えだ。

 パンフレットでは「みんなの日本語」メインキャラクターであるマイク・ミラーが、伝統文化や祭り、クールジャパンなど、日本の観光の魅力を紹介。日本語学習者が比較的若年層で個人旅行者が多いとの想定のもと、彼らが訪日し、観光や勉強する際に役立つ内容を掲載した。また、宿泊施設やファーストフード、居酒屋などの飲食施設や、日本語文化体験プランも紹介。さらに、実際に訪日した際に活用できるよう、パンフレットに掲載されている観光施設や学校などの割引クーポンを盛り込んだ。

 パンフレットは17万部用意。中国、台湾、香港、韓国、タイ、ベトナム、インドネシア、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、シンガポール、インド、マレーシア、ロシア、オランダ、米国、カナダ、オーストラリアの各国・地域で配布する。日本語学習教材を採用している学校や書店に対し、現地取次業者を通じて配る計画だ。