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日台観光促進協会、交流拡大を推進-11年は過去最高130万人に

  • 2012年2月2日

 日台観光促進協会は1月31日、新春情報交換会と懇親会を開催し、2011年に過去最高となった訪台日本人客130万人の継続発展と、それに向けた積極的な活動をしていくことを確認した。具体的には理事会を定期的に開催し、観光協会と日本旅行業協会(JATA)が計画段階から販促に関わっていく。また、年間予定行事を発表し、前広に情報を共有していく。情報会交換会には加盟正会員39社、賛助会員11社から62名が参加。また、懇親会には、台湾駐日経済文化代表処副代表の羅坤燦氏、台湾観光協会東京事務所長の江明清氏をはじめ、多数の来賓が参加した。

 同協会会長の中村達朗氏(JATA理事長)は、「昨年の台湾旅行が130万人と過去最高を記録したのは、東日本大震災で200億円の義援金をはじめとするご厚情に対する感謝の気持ちの表れ」とコメント。また、「台湾からのインバウンドがどこよりも早く回復したことは、いち早く渡航解禁措置を取っていただいた羅副代表をはじめとする台湾駐日経済文化代表処の皆様のおかげで、これからも日台の交流は大切だと痛感した」と感謝を述べた。

 また、台湾観光協会東京事務所長の江氏は「昨年の全台湾訪問者600万人のうち130万人が日本からの訪問者だった。今年は10%増の145万人が目標」とコメント。「新しいスローガン『Time for Taiwan』の日本語サブスローガンを募集するが、日台観光促進協会の理事にも審査員となっていただく予定だ。業界、消費者を巻き込んだスローガンを作り、台湾旅行を盛り上げたい」と意気込みを語った。