クラブツーリズム、松島でのドリームフェスティバルに225名が参加

  • 2011年10月6日

 クラブツーリズムは9月27日から29日の日程で、ユニバーサルデザインツアー「ドリームフェスティバル」を松島で開催した。今年は東日本大震災で被害を受けた東北地方を応援する目的で訪問先を松島にしたもので、被災地である石巻からも参加者を招待。添乗員7名、同社社員12名、トラベルサポーター29名を含む全255名が参加した。

 期間中にはスパリゾートハワイアンズのフラガールのショーを上演したほか、震災の影響で5月の開催が中止になった仙台の青葉祭りの「すずめ踊り」を参加者と踊る企画など、応援の要素を盛り込んだ。また、参加者には冬物衣料の寄付を募り、段ボール8箱分が集まったという。

 同ツアーに毎回同行する諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏は、震災後から石巻や南相馬地区で医療・生活支援を続けており、「まだ東北の観光地はお客さんが少ない。旅行をしてお土産を買い、お金を使うのも支援になる」とコメントした。