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HIS、ジャパンホリデートラベルと資本・業務提携-出資比率5割に

  • 2011年8月28日

 エイチ・アイ・エス(HIS)は、中国からのインバウンドを取り扱うジャパンホリデートラベルと資本提携、および業務提携をした。合意日は7月23日で、ジャパンホリデートラベルに対し、両社の出資比率を5対5とする。また、業務提携では相互の強みを生かし、インバウンド業務のさらなる拡大をはかる。

 業務提携の目的についてHISは、中国大陸からの訪日旅行でトップクラスのジャパンホリデートラベルと組むことで、今後のインバウンド取扱拡大に向けて企画力、手配力を強化したい考え。HISは2010年12月にインバウンド事業を立ち上げ、体制整備を進めていた。一方、ジャパンホリデートラベルでは、大きなネットワークをもち、海外拠点でインバウンドのほかグローバル展開をはかるHISと組むことで、さらなる販路や事業拡大をねらう。ジャパンホリデートラベルでは今年3月、九州・沖縄エリアの市場拡大をめざし、福岡事務所を開設したほか、7月には中国本土で7拠点目となる瀋陽事務所を開設するなど、市場を拡大している。

 具体的な提携内容としては、中国、台湾、香港、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア市場の訪日ツアーについて、共同でのセールスおよび手配・斡旋の体制を構築。また、クルーズのショアエクスカーションやオーバーランドツアーの共同斡旋、スタッフの相互交流による合同手配、企画・仕入体制の構築、各拠点間でのHISの販売力をいかした相互間チャーターなどに取り組む。

 なお、ジャパンホリデートラベルの2010年(1月~12月)の取扱人数は、7万3349名。特に7月と8月は単月で1万2000人となり、月間で過去最高を記録した。尖閣諸島問題以降、取り扱いは減少し、さらに今年は東日本大震災の影響で7月までに約2万人となっているが、5月から7月にかけて前年比40%超まで回復。2011年通年で5万5000人の取扱いを見込んでいる。