外務省、メキシコ一部地域の渡航情報引き上げ

  • 2011年3月22日
 外務省はこのほど、メキシコ北部の一部地域について渡航情報を引き上げた。特に北部で麻薬組織間の抗争や、軍や警察による取り締まりとそれに対する報復などが発生していることを受けたもの。すでに「十分注意してください」を発出していたチワワ州フアレス市などは「渡航の是非を検討してください」に引き上げ。また、マタモロス市、レイノサ市、ヌエボ・ラレド市をのぞくタマウリパス市全域などには新規に「十分注意してください」を発出した。対象地域は下記の通り。

 なお、バハ・カリフォルニア州ティファナ市などの「十分注意してください」は変化ない。


▽メキシコに対する渡航情報
・チワワ州フアレス市、タマウリパス州マタモロス市、レイノサ市、ヌエボ・ラレド市、ヌエボ・レオン州モンテレイ大都市圏およびそれらの周辺地域
「渡航の是非を検討してください」(引き上げ)

・タマウリパス市全域(マタモロス市、レイノサ市、ヌエボ・ラレド市をのぞく)、チワワ州チワワ市、シナロア州マサトラン市
「十分注意してください」(新規)

・バハ・カリフォルニア州ティファナ市、シナロア州クリアカン市、チアパス州クアウテモック市、イタルゴ市、タリスマン町およびそれらの周辺地域、メキシコ市クアウテモック区テピート地域
「十分注意してください」(継続)

※モンテレイ大都市圏
アポダカ市、ガルシア市、ヘネラル・エスコベード市、グアダルーペ市、フアレス市、モンテレイ市、サンタ・カタリーナ市、サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ市、サン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市