デルタ航空、日米間共同事業との競争に自信−路線網と売りやすさ武器に

また、DL日本地区営業本部長の伊藤正彰氏も、「DLが見劣りしているとは思わない」とコメント。特に、日米間で最多となる16路線週117便の路線網や、単独であるゆえの意思決定の素早さ、分かりやすさ、売りやすさを武器としたい考え。また、日本路線では、DLが全世界で進めるサービス向上計画の一環として、夏以降に新しいビジネスクラスのシートが日本路線に投入される予定で、伊藤氏は「プロダクトに幅が出る」と歓迎。こうしたDLのメリットを打ち出すことで販売につなげていく方針を示した。
なお、羽田空港と成田空港の関係についてデューベ氏は、ハブである成田空港の路線網を羽田路線が補完すると改めて説明。太平洋路線では米中間の輸送力拡大も進めているが、成田の重要性は今後も「損なわれない」との見方を示した。
▽トラベルビジョン羽田特集
http://www.travelvision.co.jp/haneda/2010/
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