全日空、11月の国際線旅客数25.7%増−全方面2ケタ増、日本航空は単価上昇
全日空(NH)の2010年11月の国際線旅客数は、前年比25.7%増の43万7985人となった。前年を上回るのは2009年8月以降、16ヶ月連続のこと。特に11月はNHが区分する北米、ヨーロッパ、アジア・オセアニアの全方面で2ケタ増と、大幅な伸びとなった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が28.9%増と大きく増加しており、それにともない有償旅客キロ(RPK)が20.8%増となった格好だ。
一方、日本航空(JL)の国際線旅客数は、30.6%減の59万3302人。事業計画の見直しでASKを32.6%減と座席供給量を大きく絞った結果、RPKは30.2%減と減少。ただし、きめ細かい予約コントロールをにより利用率は2.4ポイント改善した。また、ビジネス需要を中心とした旅客比率をはかったことで、平均単価を約2割引き上げた。
なお、11月のNHとJLの国際線旅客数の差は15万5317人となっている。
▽日系航空会社2社、11月の国際線利用実績
一方、日本航空(JL)の国際線旅客数は、30.6%減の59万3302人。事業計画の見直しでASKを32.6%減と座席供給量を大きく絞った結果、RPKは30.2%減と減少。ただし、きめ細かい予約コントロールをにより利用率は2.4ポイント改善した。また、ビジネス需要を中心とした旅客比率をはかったことで、平均単価を約2割引き上げた。
なお、11月のNHとJLの国際線旅客数の差は15万5317人となっている。
▽日系航空会社2社、11月の国際線利用実績
