エア・カナダ、羽田利用の「弾丸バンクーバー」旅行で新たな需要ねらう

また、2011年1月31日に就航を控える羽田/バンクーバー線についても、到着後にカナダ国内11都市、米国4都市に同日乗継可能であることを説明した。デスティネーションとしてのバンクーバーについて、ブリティッシュ・コロンビア州観光局日本地区マネージャーの菊地友子氏は、「今まではロングステイを勧めてきたが、羽田便に限っては短いステイもできることを紹介したい」とし、羽田線を利用した2泊4日の週末「弾丸バンクーバー」旅行を提案。仕事後に出発できる点や、帰国日の出発が19時であることから滞在時間が長いなる点を打ち出した。菊地氏は「今までアジアにしか目が向いていなかった週末旅行がバンクーバーでも可能になる」とし、「羽田便を機会に今まで取り込めなかった20代の若年層や社員旅行などがねらえるのでは」と語った。

ACでは、今後も消費者向けに引き続き広告などを通じ羽田線を訴求していく考え。また、旅行会社向けのプロモーションとして「ブッキングキャンペーン」も実施して販売促進をはかっている。