ハイフライ航空、来夏に欧州チャーター、日本初就航−33本、全席完売

出発日は6月2日から9月22日までの毎週木曜日と土曜日で、札幌、仙台、成田、静岡、名古屋、関空、広島、福岡、鹿児島、宮崎、熊本の11都市から33本を運航する。目的地はポルトガルのリスボン、スペインのマラガ、バルセロナ、マドリッドのほか、イタリア、ノルウェー、ハンガリー、チェコ、クロアチアで、ほとんどのチャーターで現地の到着地と出発地を別の都市に設定した。たとえば6月23日は仙台発マラガイン、バルセロナアウトで、5Kが拠点とするリスボンとの組み合わせも可能とした。運航機材はエアバスA340型機で、フルフラットシートのビジネスクラス34席、プレミアムエコノミークラス35席、スタンダードエコノミークラス194席の計263席で運航する。

5Kは2006年創業のリース専門会社で、自社保有機材はエアバスA310型機、A330型機、A340型機の合計10機。ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やエールフランス航空(AF)など、中長期距離の定期航空会社へのリースを実施するほか、機材に加え運航乗務員、客室乗務員、機材整備なども含むウェット・リース、インセンティブや企業のオウンユースチャーターに対応している。
なお、記念パーティーではサンプラスが総代理店を務めるエーデルワイス航空(WK)の来年のチャータースケジュールも発表。経由地を含めて、日本全国18都市からチューリッヒに合計15便運航する計画で、こちらも既に全席完売したという。