JTB、エア・アジア利用でクアラ4日間3万円から−毎便10席以上を確保

  • 2010年11月10日
 ジェイティービー(JTB)は11月12日、エア・アジアX(D7)を利用するクアラルンプールツアーの販売を開始する。D7が12月9日から週3便で運航予定の羽田/クアラルンプール線を利用し、旅行代金を2泊4日で3万円からに設定。ホテル代と空港/ホテル間の往復送迎、燃油サーチャージを含む値頃感と利便性で需要獲得をめざす。

 旅行の企画・実施はJTBワールドバケーションズで、商品名は「JTBお買得旅 エアアジアXで行くクアラルンプール4・5・6日間」。12月9日から3月17日まで、一部の期間を除く全便で出発日を設定する。D7の羽田線の使用機材はA330型機の予定で、エコノミークラスが365席、プレミアムクラスが12席の全377席だが、JTB広報室によると、1便あたり少なくとも10席以上を仕入れているという。

 旅行代金は、4日間のコースでラディウス・インターナショナルに2名1室で宿泊する場合、大人と子どもの区別なく1名3万円。また、ダブルツリー・バイ・ヒルトン宿泊では5万円とする。

 なお、JTBでは今後、D7便を利用するネット販売専用商品やダイナミックパッケージの展開も視野にいれているという。


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