エアバスA380、SQ・LH・AFは運航−QFは顧客サポート急ぐ
カンタス航空(QF)のエアバスA380型機のエンジンの一部が破損する事故が発生したことを受け、QFと同じロールス・ロイス製のエンジンを積んだ同型機を運航する航空会社が緊急点検を実施した。日本路線で同型機を運航する会社では、シンガポール航空(SQ)とルフトハンザ・ドイツ航空(LH)が全てのA380型機を点検。2社はその後運航を再開しており、5日の成田線についても遅れは出ているものの運航を予定。また、エールフランス航空(AF)では、エンジンアライアンス製のエンジンを使用していることから通常通り運航を継続しているという。
なお、QFでは原因究明を進めており、運航再開は「依然として時期尚早」との考え。一方で、シンガポールに引き返した旅客や、A380型機の運航を停止したことで影響を受けているロサンゼルス発の旅客などのサポートにも注力。シンガポールについては、ボーイングB747-400型機を臨時で運航。また、その他の路線でも他社機材のチャーターなどによって順次対応しているという。
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◆カンタス航空、A380型機がエンジントラブル、安全確認まで使用見合わせ(2010/11/05)
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