羽田/松山線がいよいよ就航、日台の4社祝辞「切磋琢磨してよりよい路線に」

冒頭の挨拶では主催の台北駐日経済文化代表処代表の馮寄台氏が登壇し、祝辞を述べた。このほか、共催の財団法人交流協会会長の服部禮次郎氏、参議院議員の藤井孝男氏が登壇。それぞれ羽田/松山線就航による利便性の向上をたたえ、日台間の人的、文化的交流のさらなる向上を期待するとの祝辞を述べた。
羽田/松山線を就航させた日台の航空会社4社代表も登壇し、それぞれ祝辞とその思いを語った。JL社長の大西賢氏は、1959年にいちはやく羽田から松山線を就航させた歴史をあげ、「日台路線のパイオニア」を自認。台湾から日本への利用者も年間24万人と総利用者数の約半数を占めるといい、「さらなる交流活動に力を入れたい」と話した。
BR社長の鄭光遠氏は、BRが現在、日台間に日本各地から計51便を運航していることを紹介し、さらなる増便をめざしたいと述べた。また、今月からはじまる「台北国際花博覧会」にあわせて就航する特別機について言及し、花博をテーマにしたツアーを造成したこともアピールした。
CI会長の魏幸雄氏はCIがスカイチームへの加盟をめざし、9月14日に加盟に向けた覚書に署名したことに言及。「グローバルなアライアンスの一員となることは、安全性、サービスなどにおいて優れていることの証」と述べ、より信頼性の高いエアラインとして日台の相互発展に尽くしたいと話した。
最後にNH社長の伊東信一郎氏が登壇し、「羽田/松山線には日台4社8便が就航するが、互いに切磋琢磨することでよりよい路線にしてききたい」と抱負を述べ、まとめた。
※訂正案内 (11月4日 15時40分 編集部)
訂正箇所:レセプションに参加されたCI代表者のお名前
誤:CI社長の孫洪祥氏
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正:CI会長の魏幸雄氏