アメリカン航空、ロサンゼルスを強化、便数3割増へ−上海線など開設計画

  • 2010年10月27日
 アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションは、ロサンゼルス空港の拠点化を推進する計画だ。ロサンゼルスからの1日あたりの出発便数を28%増に拡大する。2011年4月5日から国際線では上海に1日1便、国内線は9路線に就航する。AAのロサンゼルス出発便は1日あたり合計で153便となり、AAでは将来的にはさらに便数や就航都市数を拡充する可能性も示している。

 就航予定の都市と1日あたりの便数は上海1便、アルバカーキー3便、ボイジー2便、エルパソ2便、ヒューストン3便、オクラホマ1便、フェニックス4便、ソルトレイクシティ3便、サクラメント4便、ツーソン3便。このうち4路線は子会社のアメリカン・イーグル(MQ)が運航予定で、新たにファーストクラスを搭載した機材を投入。また、MQでは、ロサンゼルス空港に2000万米ドルを投じて施設を拡張する計画だ。