ガルーダ、関空線のデイリー運航開始、初日ほぼ満席−予約の推移堅調

運航機材はエアバスA330-300で総座席数はビジネスクラス42席を含む計257席。増便初日はほぼ満席で、10月、11月も85%から90%の予約がすでに入っているという。7日の便には、クラブツーリズムなどのシニアを中心にしたツアー客をはじめ、20代の研修旅行のグループなどが搭乗。ファイク・ファーミ氏は「インドネシアは観光のスーパーマーケット。歴史的な遺跡に興味のある人から、海辺のリゾート、ショッピングなど、幅広い層に楽しんでもらえる」とマーケットの広さを改めて強調した。

▽関空、航空会社へのサポート継続
関西/デンパサール間は、日本航空(JL)とGAで合計週12便であったが、JLの撤退で週5便に減少することになった。それがGAの増便で週7便まで戻ったことに対し、関西国際空港代表取締役副社長の竹内剛志氏は、「世界各地とできるだけ多くのコネクションがあることが、空港にとっては非常に重要。JLの減便による影響は否定できないが、今回のGAをはじめ、他社が増便や新路線のオープンを検討してくれているので感謝している」と述べ、今後も着陸料金などに対する配慮で各航空会社へのサポートを続けていくことを強調した。