シンガポール航空、機内でネットと携帯通信可能に、2011年上半期を予定

  • 2010年10月6日
 シンガポール航空(SQ)は2011年上半期に、機内でWi-Fiインターネット接続と携帯電話での通信を可能にする通信サービスの導入を計画中だ。実現すると、機内でインターネットを利用できるようになるほか、GSM機能を搭載した携帯電話であればショートメッセージサービス(SMS)の送信、ブラックベリーなどのスマートフォンであれば電子メールの送受信などが可能になる。

 SQでは、長距離路線全便でのサービス提供を計画しており、保有するエアバスA380型機、同A340−500型機、ボーイングB777−300ER型機に順次導入する予定。

 なお、携帯電話の通信料は、利用者の携帯電話の契約通信会社から月額請求に合わせて請求される。また、インターネット接続を利用する場合、機内エンターテイメントシステムでログインする必要がある。詳細な通信料金の設定はサービス導入時に発表する。