韓国のLCC、イースター航空がOMPCとGSA契約締結−札幌/仁川で定期便めざす

  • 2010年9月24日
 旅行関連事業を展開するOMPCは7月22日付けで、韓国のLCCのイースター航空(ZE)と日本地区総代理店(GSA)契約を締結した。GSAとして9月末から日本/韓国間チャーターの販売を開始する。販売はOMPCと、指定販売代理店であるAJTが実施する。

 ZEは韓国国内線で金浦/済州、清州/済州、郡山/済州の3路線と、国際線で仁川/コタキナバル線を定期便として運航。使用機材はボーイングB737-300型機で、エコノミークラス149席。2009年12月から海外へのチャーター便運航を開始しており、日本/韓国間ではすでに旭川、福島、広島、鳥取、高知、鹿児島、松山などから仁川へ、出雲、松山から済州へ双方向チャーターを実施。9月も12本のチャーター便を運航し、10月は広島/済州に1本、岡山/済州に4本運航する計画で、現在政府認可申請中だ。

 日本への定期便就航については、札幌/仁川線のデイリー運航をめざす。OMPC代表取締役の小西一光氏によると、現在千歳空港でのグランドハンドリングについて担当各社と調整中だという。韓国人旅行客の北海道でのスキー需要が高いこともあり、小西氏は「早ければ11月、12月にも就航したい」との考えだ。