JATA、宮崎県に口蹄疫被害からの復興に対し義援金を寄付−現地視察の予定も

  • 2010年9月2日
 日本旅行業協会(JATA)は、宮崎県に口蹄疫被害からの復興に対し義援金を寄付した。義援金は7月21日から7月末まで募集し、32社から約100万円が集まったという。宮崎県東京事務所次長の松岡弘高氏は「7月27日の非常事態宣言の解除以来、JATAをはじめ会員各社が色々な商品を展開し疲弊した宮崎を応援してくれた」と感謝の念を述べた。

 JATAでは7月27日の非常事態宣言解除後、「がんばれ宮崎キャンペーン」のサイトを立ち上げ、宮崎の「来て!みて!宮崎キャンペーン」を紹介した。さらに会員各社に「がんばれ宮崎」のキャッチコピーを使った商品の造成を呼びかけた結果、国内旅行委員会のメンバーを中心に会員各社が商品を造成しており、ウェブでの販売が多いという。

 今後は10月5日、6日でJATA会長の金井耿氏を団長に国内旅行委員会を中心としたメンバーが宮崎を訪問し、知事との意見交換や復興に向けての現地視察をする。さらに10月下旬には、企画担当者を対象にした現地視察を予定している。また、来年には「もう一泊、もう一度」の新商品として、福岡発着で、宮崎でグリーンツーリズムをテーマとした収穫体験ツアーを提供する計画だ。


▽関連記事
前原国交相、宮崎県への旅行需要拡大を呼びかけ−旅行商品販売促進など(2010/08/30)