日本航空、7月も営業黒字、2ヶ月連続−稲盛会長、「意識改革」奏功
日本航空(JL)が8月31日の会見で発表した日本航空インターナショナル(JLI)の2010年7月の営業収益は1099億4000万円で、営業損益は174億8600万円の黒字となった。また、グループの連結業績(速報値)では、営業収益が1337億1500万円で、営業損益は231億200万円の黒字であった。6月から2ヶ月連続のプラス成長。
JL会長の稲盛和夫氏は、「何としてもJLを再生しなければならないという強い意識に変わってもらうために、これまで役員、社員の意識改革に取りくんできた」とし、現在は「役員、社員ともに大変な努力をしており、大きな変化を遂げてきたと考えている。その結果が、7月の業績にも反映しているのではないか」と説明。8月31日に東京地方裁判所に提出した更生計画では、2010年度に営業収益1兆3250億円と営業利益641億円をめざしているが、これまでのところ計画を上回る数値で推移しているという。
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