全日空、羽田国際定期便にあわせ新サービス−ラウンジ設置、2タミも拡張

  • 2010年8月24日
 全日空(NH)は10月21日の羽田空港新国際線ターミナルの供用開始にあわせ、新サービスを開始する。新国際線ターミナルには新ラウンジ「ANA LOUNGE」とANAマイレージクラブ「ダイヤモンドメンバー」用の「ANA SUITE LOUNGE」を設置。到着時用の「ANA ARRIVAL LOUNGE」もオープンする。また、北九州空港と壱岐空港をのぞく国内空港から羽田空港発のNH国際線へ搭乗する場合、スルーチェックインを可能とするほか、国内線から国際線へのMCTを従来より10分短縮した70分に変更。さらに、国際線から国際線への乗り継ぎの場合は、従来の60分から45分に短縮する。このほか、パソコンでのインターネットチェックインのほか、10月21日からは携帯電話でのチェックイン「CLICK mobile check−in」も開始。国内線から国際線への乗継への旅程でも対応を開始する。
 
 また、羽田空港では新国際線ターミナルの供用開始に先立ち、10月13日には第2ターミナルの出発・到着ロビーが現在の2倍に拡大する。自動チェックイン機や手続カウンター、保安検査場、到着時の手荷物返却場が増設されるほか、NHでは身体が不自由で手伝いを必要とする利用者のために、国内空港では初めてという室内カウンター「ANAスカイアシストカウンター」を設置。室内には休憩スペースや優先保安検査場を設置して、利便性の向上をはかる。さらに、ダイヤモンドサービスメンバー用に、専用保安検査場「ANA SUITE CHECK−IN」と専用ラウンジ「ANA SUITE LOUNGE」を新設する。