第3種のアールエイジェイトラベルが営業を停止、ウェブで格安航空券を販売
海外格安航空券販売をメインに取り扱っていた第3種旅行業者のアールエイジェイトラベル(R−A−J)が8月20日付けで営業を停止した。同社は営業停止前日の8月19日もインターネットで予約を受け付け航空券を販売するなど、顧客に対し営業を停止する旨の通知はしていなかった。8月23日21時現在、同社ウェブサイト上では、料金表はメンテナンス中と記載しているものの、営業停止については触れていない。全国旅行業協会(ANTA)によると、現在、同社代表者が弁護士ととも債権者数や債権額について集計している段階で弁済保証金額の1100万円以内におさまるかどうかは不明。債権者へは今週中に通知する予定だ。ANTAでは、8月23日18時までに本部と東京都支部あわせて約90件の問い合わせが入っており、営業停止通知後はさらに問い合わせが増大すると予想する。
アールエイジェイトラベルは2003年9月に資本金3000万円で設立。海外格安航空券をメインにインターネットで販売していた。2009年1年間の取扱額は19億円と第3種にしては大きかったが、2010年6月にはホールセラーへの支払いが遅延が増えるなど業績が悪化していたようだ。
アールエイジェイトラベルは2003年9月に資本金3000万円で設立。海外格安航空券をメインにインターネットで販売していた。2009年1年間の取扱額は19億円と第3種にしては大きかったが、2010年6月にはホールセラーへの支払いが遅延が増えるなど業績が悪化していたようだ。