エミレーツ航空、北京にA380型機を導入−東アジアはソウルに次ぐ2都市目

  • 2010年8月11日
 エミレーツ航空(EK)は8月1日、ドバイ/北京線にエアバスA380型機を導入した。EKは現在、ロンドン、パリ、トロント、ソウル、バンコク、ジェッダ、シドニー、オークランドの8都市でA380型機を運航しており、北京が加わったことで就航地は9都市に拡大。このうち東アジアはソウルに次いで2番目となる。

 北京へのA380型機就航について、EKのコマーシャル・オペレーションズ・東アジア・オーストラレーシア地域上級副社長であるリチャード・ジュズベリー氏は、7年前の北京線開設が中東と中国を結ぶ初の直行便であったこと、さらに今回の中国初のA380型機の運航で「中国市場に注力していることを再度表明する深い意味がある」とコメント。両国間の輸送のみならず、EKのネットワークを通じ、中国からの海外旅行を促進するとしている。A380型機を運航するEKのドバイ/北京線のスケジュールは以下のとおり。


▽EKドバイ/北京線スケジュール(A380型機運航)
EK306 DXB 04時10分発/PEK 15時10分着(毎日運航)
EK307 PEK 23時55分発/DXB 04時20分着(翌日)(毎日運航)