名鉄観光、上期は前年比27%増−下期は中国送客に注力、台北花博商品も

  • 2010年8月4日
 名鉄観光の上半期(2010年1月から6月)の海外旅行送客数は、前年同期比27%増の5万3414名となった。団体旅行が昨年の新型インフルエンザの反動もあって73%増となったほか、パッケージ商品のパノラマツアーも18%増と伸びた。海外旅行の方面ではウォン安の影響で韓国旅行が好調。重点送客地の中国は、上海万博が会期中の送客目標1万人に対し約50%を達成しており、順調に推移しているという。

 下期は、引き続き上海万博の人気を見込み中国への送客に力を入れていくほか、11月6日に開幕する台北国際花博覧会を新たな目玉として売り出していく方針だ。すでにツアーを造成し、団体に対してもアプローチを開始しているという。また、2011年の会社創立50周年に向けてレストランやホテルにこだわった「喝采の味、アジアなホテル」の商品を展開し、需要の喚起をはかる方針だ。


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