アメリカン航空が経営陣刷新、ATI承認で新体制に−社長はトム・ホートン氏
アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションは、経営陣を刷新した。独占禁止法適用除外(ATI)が大西洋路線で認められたほか、今後太平洋路線でも認可される見通しであることから、ビジネスチャンスを活用するために決断したという。AMRとAA社長には、前財務・企画担当エグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)のトム・ホートン氏が昇進。引き続きAMR会長兼最高経営責任者(CEO)のジェラルド・アーピィー氏のもとで、財務や企画、営業、マーケティング、カスタマーサービス、情報技術部門を統括する。
アーピィー氏は、「AAが進めるワンワールド加盟航空会社との共同事業は、AAにとって重大な転換点」であるとするコメントを発表。その上で、「当社のお客様に大きな便益をもたらすチャンスであるばかりでなく、当社の従業員にとってのチャンスであり、株主価値を生みだすチャンス」とし、「その実現のために、経営資源を再編成し強化していく」とねらいを説明した。
アーピィー氏は、「AAが進めるワンワールド加盟航空会社との共同事業は、AAにとって重大な転換点」であるとするコメントを発表。その上で、「当社のお客様に大きな便益をもたらすチャンスであるばかりでなく、当社の従業員にとってのチャンスであり、株主価値を生みだすチャンス」とし、「その実現のために、経営資源を再編成し強化していく」とねらいを説明した。