観光庁、スポーツ観光マイスターを創設−訪日旅行でスポーツ観光を

  • 2010年7月13日
 観光庁は先ごろ、世界的に活躍する有名なスポーツ選手(元選手)を「スポーツ観光マイスター」に任命した。マイスターの世界的な知名度をいかし、スポーツを核とした訪日観光のピーアールを実施してもらい、スポーツ観光を推進するねらいだ。

 第一弾として、それぞれの競技での経験と実績が豊富で、スポーツを通して海外と結びつきが強く、スポーツ観光についても理解が深い3名を選出。フランスのル・マン24時間レースに長年にわたって参戦し、現役最多出場記録を持つレーシングドライバーの寺田陽次郎氏、元サッカー日本代表監督で現在FC琉球の総監督を務めるフィリップ・トルシエ氏、アジアトライアスロン選手権5回優勝で、同競技を中心としたスポーツ観光振興にも取り組んでいる小原工氏をマイスターに任命した。今後も引き続きスポーツ観光マイスターを認定していく予定だという。