茨城県、スカイマークに神戸/茨城線継続を要請−共用スキーム調整へ
スカイマーク(BC)の神戸/茨城線運休の発表をうけ、茨城県は6月25日、BCに対して文書で継続を要請した。茨城県によると、茨城空港は航空自衛隊百里基地との共用空港という制約はあるが、定期便就航のためには定時運航の確保が必要となると認識しているという。今後は公共性や利用者の利便性を考え、関係者間の調整が迅速に進められるよう、国土交通省の協力を得ながらBCや防衛省、自衛隊に対し働きかけていく方針だ。
自衛隊に対しては、「他の共有空港では特に問題となっていない」とし、事例を参照しながら民間共用のスキームを調整していく方針だ。茨城県知事の橋本昌氏も「公共交通というものの役割をしっかり自衛隊に認識してもらう必要がある」と、自衛隊と調整を進める姿勢を示した。
BC営業推進部広報担当によると、今回の運休は自衛隊からの百里基地の航空祭にともなう24日、25日のスケジュール変更の要請や、来年度開催される観閲式当日の運航中止の可能性をふまえての決定で、「事前にこういった事態が起こるとは聞いていなかった」という。航空祭に関しては時間を変更する方向で調整中だ。運行再開については、「共用スキームが改善されないと運航は難しい」との見解で、スキームの見直し後に検討していく考えだ。
▽関連記事
◆スカイマーク、9月から神戸/茨城線運休へ−搭乗率は好調も安定運航に懸念(2010/06/25)
自衛隊に対しては、「他の共有空港では特に問題となっていない」とし、事例を参照しながら民間共用のスキームを調整していく方針だ。茨城県知事の橋本昌氏も「公共交通というものの役割をしっかり自衛隊に認識してもらう必要がある」と、自衛隊と調整を進める姿勢を示した。
BC営業推進部広報担当によると、今回の運休は自衛隊からの百里基地の航空祭にともなう24日、25日のスケジュール変更の要請や、来年度開催される観閲式当日の運航中止の可能性をふまえての決定で、「事前にこういった事態が起こるとは聞いていなかった」という。航空祭に関しては時間を変更する方向で調整中だ。運行再開については、「共用スキームが改善されないと運航は難しい」との見解で、スキームの見直し後に検討していく考えだ。
▽関連記事
◆スカイマーク、9月から神戸/茨城線運休へ−搭乗率は好調も安定運航に懸念(2010/06/25)