「カーボンオフセット支援システム」、2社が初めて実施−今後も増加めざす
「交通・観光カーボンオフセット支援システム」を利用した初めての二酸化炭素(CO2)のオフセットが、4月5日に2件実施された。このシステムは交通エコロジー・モビリティ財団が2009年末に稼働したもので、オンライン上でCO2排出量の算定やクレジットの購入、オフセットの実施が可能。旅行会社や航空、鉄道、バスなどの交通機関、ホテルが対象。今回実施したのは、山梨日日新聞やYBS山梨放送などからなる山日YBSグループの旅行会社「YBS T&L」と長野県のタクシー事業者「おさひめコーポレーション」だ。
このうちYBS T&Lは、東海大学甲府高等学校の沖縄への修学旅行で実施。参加者は268名で、航空機・バスの移動で排出されたCO2の10%にあたる約9.6トンを、約4万8000円でオフセットした。国土交通省の総合政策局環境政策課によると、このほかにも数件問い合わせが入っており、今後も東京や大阪をはじめ各地でシステムの説明会を行い、利用の増加をめざすという。
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◆カーボンオフセット提供を容易に−交通・観光事業者向けシステムが開始(2009/12/02)
このうちYBS T&Lは、東海大学甲府高等学校の沖縄への修学旅行で実施。参加者は268名で、航空機・バスの移動で排出されたCO2の10%にあたる約9.6トンを、約4万8000円でオフセットした。国土交通省の総合政策局環境政策課によると、このほかにも数件問い合わせが入っており、今後も東京や大阪をはじめ各地でシステムの説明会を行い、利用の増加をめざすという。
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