カンタス航空、第2四半期も利益確保、コスト削減が奏功−JQも総売上18%増
カンタス航空(QF)によると、2010年6月期の第2四半期(2009年7月1日〜12月31日)の総売上は前年比12.7%減の69億豪ドル(約5673億4500万円)となったものの、2億6700万豪ドル(約219億5400万円)の基礎税引き前利益を確保した。輸送力の縮小や事業再編による大幅なコスト削減が奏功したとの分析だ。2009年8月から続けている3年間のコスト削減プログラム「Q Future」でも、現時点までに2億豪ドル(約164億4500万円)以上の持続的削減や効率改善を達成しており、2010年度には目標の5億豪ドル(約411億1200万円)も達成できる見込みという。このほか、上半期の平均燃料価格も38%低下している。
また、グループのジェットスター航空(JQ)は過去最高の業績を記録し、総売上が18.1%増の11億3100万豪ドル(約929億9500万円)、利払前税引き前利益が1億2100万豪ドル(約99億4900万円)となった。新型インフルエンザの影響や競争が激化する中でイールドは落としたものの、旅客数は43%増の730万人となった。
また、グループのジェットスター航空(JQ)は過去最高の業績を記録し、総売上が18.1%増の11億3100万豪ドル(約929億9500万円)、利払前税引き前利益が1億2100万豪ドル(約99億4900万円)となった。新型インフルエンザの影響や競争が激化する中でイールドは落としたものの、旅客数は43%増の730万人となった。