年末年始の国際線旅客数、日系2社で明暗−利用率はともに80%超
JLの方面別旅客数は、ハワイ、グアム、中国、東南アジアが減少幅を1桁台におさえた。一方で、韓国線は前年のブームの反動で23.0%減の5万3372名。ただし、提供座席数を27.3%減と絞っており、利用率は3.9ポイント増の91.1%と好調であった。また、アメリカ大陸、欧州、東南アジア、オセアニア、韓国、中国、台湾は前年の利用率からポイントが増加している。
ANAグループの方面別旅客数では、北米、欧州、香港を含む中国、その他のアジアで前年を上回った。特にアジアは12.6%増の5万7632名となり、2桁増を記録した。また、全方面の利用率が9.7ポイント増の80.7%と好調で、こうして80%を越えたのは1986年の国際線定期便就航開始以来初めてだという。
※前年の数値は2008年12月26日から2009年1月4日までを年末年始期間としたもの。