パラダイムシフトが旅行業撤退、旅キャピタルが譲受−アロハ7のランド業も
パラダイムシフトは1月4日付けで、同社の全旅行事業を旅キャピタルに譲渡した。パラダイムシフトの旅行事業は「アロハセブン」や「CASツアー」「旅ツウ」を含む約20サイトの運営と、100%子会社のハワイ現地法人でランドオペレーターの「Aloha 7,Inc.」(アロハセブンインク)。パラダイムシフト代表取締役CEOの百田浩志氏は「3年から5年以内の上場をめざしており、成長事業に経営資源を投下するため」と説明。旅行事業は「黒字に近い。悪い状況でなかった」としながらも、利益率が低いことから「上場に向け、成長に値する事業に集中する」とした。今後、同社は12月末までに受けた予約・手配について、該当顧客の帰国が終了する3月末ごろをめどに旅行業を廃業し、旅行事業から撤退する。
旅キャピタルでは「アロハセブン」や「CASツアー」などを「歴史があり、ブランド力がある」と評価。旅キャピタルのノウハウや直営媒体、イーツアーなどのアライアンスパートナー、旅行コンテンツ提供先のネットワークをいかすことで、シナジー効果を見込む。現在、旅キャピタルでは海外ホテル販売の「旅ウェブ」、国内航空券販売の「e.航空券.com」などを運営しているが、国内の取扱が多く、今回の旅行事業継承で特に海外分野の幅と認知度の拡充を期待する。また、初参入となるランドオペレーター事業は現地拠点のみを引き続き運営。現地商材を旅行コンテンツのOEM提供サービスでコンテンツとして提供し、販売窓口の拡大を見込んでいる。旅キャピタルではOEM提供サービスを重視しており、現在、旅行業以外のサイトを含め400サイトにコンテンツを提供しているという。旅行事業とアロハセブンインクの全株式の譲受金額は非公開としている。
旅キャピタルでは「アロハセブン」や「CASツアー」などを「歴史があり、ブランド力がある」と評価。旅キャピタルのノウハウや直営媒体、イーツアーなどのアライアンスパートナー、旅行コンテンツ提供先のネットワークをいかすことで、シナジー効果を見込む。現在、旅キャピタルでは海外ホテル販売の「旅ウェブ」、国内航空券販売の「e.航空券.com」などを運営しているが、国内の取扱が多く、今回の旅行事業継承で特に海外分野の幅と認知度の拡充を期待する。また、初参入となるランドオペレーター事業は現地拠点のみを引き続き運営。現地商材を旅行コンテンツのOEM提供サービスでコンテンツとして提供し、販売窓口の拡大を見込んでいる。旅キャピタルではOEM提供サービスを重視しており、現在、旅行業以外のサイトを含め400サイトにコンテンツを提供しているという。旅行事業とアロハセブンインクの全株式の譲受金額は非公開としている。