阪急交通社、10月の海外旅行3%減、中韓や西欧は好調−阪神航空は23%減に

  • 2009年12月3日
 阪急交通社の2009年10月の海外旅行取扱高は、前年比2.7%減の185万696万2000円となった。カナダ、中南米、東欧が不調であったという。ただし、西欧や韓国、中国は好調に推移した。このほか国内旅行は5.7%減の131億8196万4000円、外国人旅行は31.5%減の1億4301万円で、合計では4.1%減の318億3193万6000円となった。

 一方、阪神航空は海外旅行が22.7%減の24億1799万6000円、国内旅行が0.8%減の1億6759万7000円で、合計は21.6%減の25万8559万3000円となった。海外旅行では、手配旅行が取扱件数・額ともに伸び悩んだほか、募集型企画旅行も取扱人数はプラス成長したものの取扱額が伸びなかったという。


▽関連記事
阪急交通社が業績好調、メディア販売と価格戦略奏功−第4四半期てこ入れも(2009/11/17)