HIS、9月の海外旅行取扱高は3.2%減−シルバーウィークの人数は2ケタ増以上

  • 2009年11月4日
 エイチ・アイ・エスの9月の海外旅行取扱高は、前年比3.2%減の330億1200万円となった。取扱額では前年を下回ったが、燃油費減少などによる単価減が影響した。人数は前年を上回り、特にシルバーウィークは2ケタ以上の伸び。メディアが海外旅行を取り上げた結果、需要喚起につながったとしている。方面別では、従来から人気のハワイ、グアム、サイパンといったビーチとアジアシティが中心だが、シルバーウィークではロング方面のアメリカ本土も前年を上回り、全体的に好調だったという。

 また、国内旅行取扱高は2.9%減の21億9100万円で、総取扱高は3.2%減の352億300万円。2008年11月から2009年9月までの累計は、海外旅行が16.7%減の2552億4100万円、国内旅行は2.3%減の161億5000万円、総取扱高は16.0%減の2713億9100万円となった。