一休、中間期決算で純利益10%増−予想を上方修正、販売室数は137万室に
一休の2010年3月期第2四半期(2009年4月1日〜9月30日)の業績は、営業収益が前年比10.5%増の15億1500万円、営業利益が10.0%増の7億9000万円、経常利益が9.4%増の8億800万円、純利益が10.3%増の4億7500万円となった。営業費用はカード手数料などが増加し、11.1%増の7億2500万円となった。一休.comでは、取扱施設数が会計期間末で、前年度末の1106軒(ホテル617軒、旅館489軒)から1193軒(ホテル650軒、旅館543軒)に増加。1室あたりの平均単価は9.1%減の2万3506円と前年割れしたものの、販売宿泊室数は14.3%増の約72万室と好調に推移。この結果、販売取扱高は3.1%増の168億円となり、手数料収入は9.2%増の13億7400万円となった。
販売単価の下落が続く一方、上半期の実績と下半期の予約状況で販売宿泊室数が想定以上に伸びていることから、業績予想を修正。一休.comの通年の販売宿泊室数は従来予想から4.6%増となる約137万室、販売取扱高は3.6%増の313億円、手数料収入は4.9%増の25億5800万円を見込む。このほか、一休.comレストランなど他の運営サイトの手数料収入や広告収入などを含めて営業収益は4.6%増の28億4900万円、営業利益は4.9%増の13億8900万円、経常利益は4.5%増の13億5900万円、純利益は5.5%増の8億6400万円となる予想だ。
販売単価の下落が続く一方、上半期の実績と下半期の予約状況で販売宿泊室数が想定以上に伸びていることから、業績予想を修正。一休.comの通年の販売宿泊室数は従来予想から4.6%増となる約137万室、販売取扱高は3.6%増の313億円、手数料収入は4.9%増の25億5800万円を見込む。このほか、一休.comレストランなど他の運営サイトの手数料収入や広告収入などを含めて営業収益は4.6%増の28億4900万円、営業利益は4.9%増の13億8900万円、経常利益は4.5%増の13億5900万円、純利益は5.5%増の8億6400万円となる予想だ。