日本旅行、10年は中国強化年−北京や上海のキャンペーンで販売拡大めざす

  • 2009年10月23日
 日本旅行は2010年を中国強化年と位置づけ販売の拡大をはかる。2008年には「もっと韓国!キャンペーン」を実施、送客ベースで前年比30%増を達成。2009年の台湾キャンペーンも好調で、10月11日時点で09年上期送客数15%増を達成している。09年通年では23%増になる見込みだ。日本旅行東日本海外旅行商品部マーケティング&プロモーションマネージャー有方俊行氏は、「2008年は韓国、2009年は台湾とキャンペーンを展開し伸びた。昨年需要が大幅に落ち込んだ中国が回復傾向にある今、通年で販売拡大に注力していきたい」と意気込みを述べた。

 日本旅行では現在、具体的なキャンペーン内容について準備を進めている。例えば、台湾のキャンペーンへで好評だった定期観光バスの運行を北京や上海で実施予定で、台湾同様テーマ別に設定する。2010年上期商品は勿論、1月からの商品としての展開を見込む。このほか、中国国内のチャーター便を利用した商品造成も視野に入れている。